塩ビでスノーボードのオフトレグッズを作ってみた①

2022.09.06

こんにちは。

店長の武山です。

今回は「塩ビでスノーボードのオフトレグッズを作ってみた」というテーマで連載していきます。

内容的には構想から完成、使用感までトータルでものづくりの面白さをお伝えしていくものにしたいと思っています。

少しでも皆様のものづくりのお役に立てれば幸いです。

 

 

それでは、まず何故このテーマにしたのか?という部分からお話していきます。

これはずばり店長の私が「スノーボードが好きだから!」にほかなりません。

そしてこんなものが欲しいあんなものがあったらいいな、と一番思いつきやすテーマだったからです。

今回はオフトレグッズということで、ニッチではありますが私個人的に欲しい!と思ったので、

とりあえず作ってみることにしました。

 

それで、そのオフトレグッズとは何か、を分かりやすく言うと

「スピン運動ができる板」になります。

イメージはこんな感じ↓

 

 

 

 

このようにコマのように回転運動ができるグッズです。

スノーボードではゼロドライブやノーリースピンなどいわゆるグラトリの中でもスピン系の技が多くあるのですが、

このスピン感覚は意外と難しくかなりの練習が必要です。

その際、実際により近い形でブーツを履いたままできるものがあればいいな~という、ごく個人的なニーズからこの企画が始まりました。

 

機構としては単純で、板と軸となる芯棒があるくらいです。

板は、ボードの形に抜いてバインディングを取り付けるためのビス穴の加工。

芯棒は、丸棒から接地面の部分をかるくテーパー加工。

この二つを溶接。

という工程のイメージです。

 

具体的なイメージができたところで、「このイメージ図をもとに作ってくれ!」

と工場に依頼しても「図面をください!」と言われてしまいます。

図面、つまり設計図ですね。

材料はどれで、大きさはどれくらいで、どこに穴をどの間隔で何個、貫通でいいのか、溶接は……

という様々な情報が書かれた設計図が無くてはものが作れません。

 

ということで、次は設計図を作成をしていきます!

次回、設計図作成編をおたのしみに。

 

それでは。

 

 

 

 

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